EMOMとは?──「格闘技×効率トレ」の新提案
最近、格闘技界でもじわじわ注目されている「EMOM」というトレーニング法をご存じでしょうか?
EMOMとは、Every Minute On the Minuteの略で、「1分ごとに特定の種目を開始する」インターバルトレーニングの一種です。
たとえば、1分の始まりに10回のケトルベルスイングを行い、残り時間は休憩。次の1分が始まったらまた10回、というサイクルを繰り返します。
格闘技においては、「短時間で心肺機能と爆発力を同時に高めたい」「ラウンド制に近いリズムで追い込みたい」というニーズにバッチリハマるんですね。

時間で管理できるから、集中力も途切れないし、強度もコントロールしやすい。これ、格闘家にとってめちゃくちゃ効率的なトレーニング法だと思うんです!
2. EMOMの基本構造──格闘家にこそフィットする理由
EMOMは「分単位」で進行するため、時間に対する意識が高まり、集中力が途切れにくくなります。
これって、試合でのラウンド制と同じようなリズム感なんですよね。
また、1セットの種目数や内容を自由にカスタマイズできるので、打撃系・組技系どちらにも対応可能。
特に短時間で心肺と筋力を同時に鍛えることができる点が、格闘家にとって大きな魅力です。

サンドバッグ叩くようにガツッと追い込んで、スパッと休む。この「強→弱」のメリハリが、まさに格闘技の動きに直結すると思うんだよね!
3. EMOMのメリット5選──格闘家に効く理由を解説!
- ① 心肺機能と筋力を同時に鍛えられる
高強度トレーニング+短インターバルで、VO2MAXの向上や筋持久力アップに直結します。 - ② ラウンド形式に近い構成
ラウンド制の試合に似た「短時間集中→休憩→再開」のリズムが自然と身につきます。 - ③ トレーニングの質が安定する
毎分始まるというルールが、だらけ防止&集中力維持に効果抜群。 - ④ 決まった時間で完結できる
5分・10分・15分と時間を区切って効率的にトレーニングできます。 - ⑤ 種目を自由に組み合わせられる
打撃系、組技系、有酸素系など、目的に応じて自在に構成可能!

試合前にスタミナ落ちたくないけど追い込みたい!って時に、この方法めちゃ便利。短時間で「やり切った感」が出せるよ!
4. 種目選びのポイント──目的別で変わる組み合わせ
EMOMは「何を鍛えるか」によって、選ぶ種目が変わってきます。
例えば…
- 打撃系選手 → スイング、スナッチ、ジャンプスクワットなど「爆発力系」
- 組技系選手 → ゴブレットスクワット、ファーマーズウォーク、プランクなど「安定性&持久力系」
- オールラウンダー → 上記を組み合わせて、全身をバランスよく鍛える

「試合の何ラウンド目を想定してるか?」を考えてメニューを組むと、リアルな実戦力が付いてくるよ!
5. 実践例──5分×3ラウンドのサンプル
以下は、EMOMで行う基本の「5分間 × 3ラウンド」構成例です(1分ごとに種目を開始)
- ケトルベルスイング(20回)
- ジャンプスクワット(15回)
- スナッチ(左右交互10回)
- バーピー(10回)
- プランク(40秒)
5種目1ラウンド終わったら90秒休憩。これを3セット行います。

3ラウンド終わったときには、Tシャツびしょ濡れ(笑)でも、試合の3R目の粘りが変わってくるんだよね!
6. 頻度と期間──週何回・何分やればいい?
EMOMは週2〜3回がオススメ。練習と組み合わせながら、以下のように設計しましょう
- 週2回(12〜15分/回) → 負荷はやや軽め、テクニック重視
- 週3回(15〜20分/回) → 強度を上げて心肺&持久力を狙う
- 試合前週 → 時間を短くして、動きの確認と調整

やりすぎは禁物。EMOMは「短く深く」が鉄則!身体が喜ぶペースで、継続していこう!
7. まとめ──EMOMは“強くなりたい格闘家”の味方!
EMOMは、効率重視×格闘技的強度という最強コンビのようなトレーニング法です。
- 時間管理がしやすい
- 格闘技の動きに直結する
- 短時間でしっかり追い込める
格闘家に必要な「爆発力」「スタミナ」「メンタル強度」をバランス良く高めてはくれる、まさに“実戦型トレーニング”です。

強くなりたいなら、今すぐ取り入れてみよう!継続すれば、きっと動きも変わるはずです!
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