― 体を鍛えるためじゃない。現場に立ち続けるためだ ―
「まだいける」は、だいたい気のせい
朝、現場に向かう前。
腰を曲げて靴を履こうとして、一瞬「……ん?」って止まること、ありませんか。
痛いわけじゃない。
でも、スムーズじゃない。
これ、40代の職人あるあるです。
「まあ、年だからな」
「昨日ちょっと無理しただけだろ」
そう言いながら、
コーヒー飲んで、タバコ吸って、
いつも通り現場に出る。
──出られるんですよ、まだ。
でも正直に言うと、
「まだ大丈夫」って、だいたい気のせいです。
現場仕事って、想像以上に体を削る
よく「職人は体が強い」って言われます。
確かに、
重いものも持つし、
動きっぱなしだし、
じっとしてる時間は少ない。
でも、これ。
スポーツみたいに
「正しいフォームで、左右均等に」
なんてやってません。
- 片側ばっかり使う
- 中腰のまま耐える
- 無理な姿勢で一気に持つ
これを、毎日・何十年。
そりゃ、どこかに歪みが溜まります。
「筋トレ? 仕事で十分だろ」
これ、ほんとによく聞きます。
「現場がトレーニングみたいなもんだろ」
「休みの日くらい、体休めたいわ」
気持ちはめちゃくちゃ分かります。
でもここ、ちょっとだけ考えてほしい。
現場の動きって、
鍛えるための動きじゃないんです。
仕事は「削る動き」
筋トレは「整える動き」
この違い、
安心してください。
- ベンチ何キロ
- デカい胸板
- バキバキの腹筋
こういうの、いりません。
職人に必要なのは、
- 腰を守る
- 膝を守る
- 肩を壊さない
この3つ。
だから筋トレも、
「ちょっと地味だな…」ってくらいで、ちょうどいい。
スクワットも、デッドリフトも、
軽め・丁寧・呼吸止めない。
これだけで違います。
実際に、建築職人向けに「壊れない体」を作るための週2・20分だけの筋トレメニューをまとめました。
https://www.toshiyuki.space/?p=4596
雑談|実際の現場の声

ジムで会った同年代の職人が、こんなこと言ってました。
「筋トレ始めてさ、
別に体デカくなったわけじゃないんだけど、
朝の“立ち上がり”が全然違うんだよな」
これ、めちゃくちゃ重要です。
現場って、
朝イチの動きがすべてじゃないですか。
ここが楽になるだけで、
一日の消耗が変わる。
筋トレは「保険」みたいなもの
筋トレしても、
- いきなり痛みが消えるわけじゃない
- 若返るわけでもない
正直、地味です。
でも、ある日ふと気づきます。
- 「今日は無理しない方がいいな」
- 「この持ち方、やめとこう」
体のセンサーが戻ってくる感覚です。
壊れる前に、止まれる。
これ、めちゃくちゃデカい。
筋トレは、頭も休ませてくれる
筋トレしてる時間って、
- 誰にも急かされない
- 誰の顔色も見ない
- ただ呼吸して、動くだけ
現場で張り詰めた神経が、
ここで一回リセットされます。
結果、
- 判断が早くなる
- 焦らなくなる
- イライラが減る
これも、立派な仕事の一部です。
まとめ|40代の職人にとって筋トレは「延命」

筋トレは、
- 見せるためじゃない
- 自慢するためじゃない
40代の建築職人にとっては、延命装置。
- 壊れない
- 無理しすぎない
- 明日も立てる
それが一番、稼げます。

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